【こたつ大好き猫】こたつの中は危険?7つの注意点と安心猫用こたつ

猫が、こたつや暖かい場所が好きな4つの理由

猫がずっとこたつの中にいると体調が悪くなるのではないかと心配ですが、そもそもなぜこたつや暖かい場所が好きなのでしょう。

  • 実は、猫の起源は暑い場所
  • 俊敏だけど筋肉量は少ない
  • 自由気ままで我慢しない
  • 狭くて暗いところが大好き

実は、猫の起源は暑い場所

現在、一般的に飼われている家猫の起源が「リビアヤマネコ」といって、主に砂漠やサバンナで暮らしていて暑さに強い動物です。

その特徴が受け継がれているため、暑さには強い反面寒がりとされているので、こたつや暖かい場所を好むのです。

へぇー猫って暑いところで暮らしていた動物だから寒がりなんだぁ

なんでちゃん

俊敏だけど筋肉量は少ない


猫は、高いところに飛び乗ったりする瞬発力や狭いところをすり抜けたりしますが、犬のように毎日散歩にはいかないです。

そのためエネルギーを生み出す筋肉量が少ないので、熱を生み出す力が弱く寒がりなのです。

かなり狭いところをすり抜けて体柔らかそうだもんね

なんでちゃん

自由気ままで我慢しない


よく猫は、犬と違って寄ってこないって言いますよね。
猫は、気ままでマイペース、自分の好きなように行動します。

寒ければ暖かい場所に勝手に移動します。

狭くて暗いところが大好き


猫は、狭くて暗いところを好みます。
姿が見えない!いなくなった!!って探し回ると、暗くて狭い場所に丸まっていることありますよね。

本能的に、外敵から身を潜めたり、獲物をとる時に相手に見つかりにくくするために暗くて狭いところにじっとしていることが多いので、こたつの中は猫にとって落ち着く場所なのです。

こたつの中で猫が過ごす時の6つの注意点


猫が温かい場所が好きだといっても、人工的に暖める人間用のこたつの中にいて体調に問題はないのか心配ですね。

こたつの中にいる場合、猫にどんな影響があるのでしょうか。

  • 酸欠になりやすい
  • 低温やけどが心配
  • コードをいたずらして感電
  • 脱水・熱中
  • 乾燥による皮膚疾患
  • こたつから出られない

酸欠になりやすい


猫は狭い場所で丸くなっているのを好むので、暖かい狭いこたつの中は大好きです。
猫はこたつの中を上手に出入りしますが、こたつ布団の上に物が置いてあったりして出られなくなって長時間こたつの中に閉じ込められてしまうと
呼吸困難になってしまいます。

こたつをつけていなく常温であっても酸欠になる可能性があり、場合によっては命を落としてしまう可能性もあります。

低温やけどが心配


こたつの中はストーブほど熱くないですが、こたつの発熱体に触れたり、近くでずっと熱にあたっていると低温やけどになってしまうことがあります。
低温やけどは、触ってもさほど熱さを感じないくらいの温度ですが、長時間触れたりくっついていることで起きて、自覚がないうちに皮膚の奥まで及ぶことがありかなり危険です。

人間の低温やけどはよく聞くけど、猫の皮膚は柔らかいから気をつけないと~

なんでちゃん

コードをいたずらして感電


猫はもともと長いものやコードのようにひも状のもので遊ぶのが大好きです。遊んでいるうちに噛んだりひっぱたりして、中の電線がむき出しになってこたつ使用中に触ってしまうと感電してしまいます。人間がピリッとする程度でも体の小さい猫にとっては、ダメージが大きいです。

舐めて感電した場合、口の中をやけどしたり、刺激が大きい場合は内臓などへのダメージも考えられます。時には、意識不明になってしまう場合もあります。

体が小さいからダメージ大きいので気をつけないと!

なんでちゃん

脱水・熱中


猫は、祖先が砂漠などの厚い場所が生息地だったことが影響して、暑くて規模しい環境に適応するため水を飲む量が少なくなったということです。
日頃からあまり水分をとらない猫が、暖かいこたつの中に長時間いると体内の水分が不足して脱水や熱中症になってしまいます。

乾燥による皮膚疾患


長時間こたつの中にいると、皮膚が乾燥してフケやかゆみの原因になります。
結果、抜け毛も多くなり剥げてきてしまったりします。

こたつから出られない


こたつの周りに荷物や座椅子、座布団などを置くと猫の力ではこたつから出られなくなってしまいます。
長時間閉じ込められてしまうと酸欠・やけど・熱中症・脱水などの危険があります。

猫がこたつの中にいても体調不良にならないための対策


こたつが大好きな猫が、安心してこたつで過ごせるようにどんなことに気をつければいいのでしょうか?
飼い主が家にいる時と留守の時の気をつけるポイントをまとめました。

飼い主が在宅の場合

  • 弱で使用する
  • 時々状態をチェックする
  • 猫が出入りしやすいようにする
飼い主が家にいる時は、こたつをつけていっしょにはいることが多いですね。
猫が一緒に入っている時は、こたつは「弱」で使用して、時々、状態をチェックしたり空気を入れ替えてあげましょう。

一緒に入って寝すぎないようにしないと・・・

なんでちゃん

飼い主が留守の場合

  • 電源を必ず切る
  • こたつの周りに荷物を置かない
  • 布団の出入り口を作る

飼い主が不在の場合は、必ず電源を切るようにしましょう。
いる間電源をつけて温めて置いて、出かける時には切るようにすれば暖かいこたつで猫も満足しますね。

飼い主がいるいないにかかわらず、近くに飲み水を置いてあげる事といつでも自由に出入りできるようにしてあげることが大事です。

猫がこたつの中で過ごすとこんなトラブルも

猫の毛がこたつにつく

猫がこたつで過ごすとヒーターの部分に毛がついてしまうことがあります。場合によっては、焦げて火事の原因になる場合もあります。
また、中に入らなくてもこたつ布団の上で過ごすと、猫の毛がついてしまい衛生上よくないですね。
こまめに掃除をするようにしましょう。

こたつ布団も毛が付きにくい素材や家で洗える物を選んだり、カバーをかけたり工夫するといいですね。

こたつの中で粗相をする

こたつの中で粗相をしてしまって布団に臭いが染みついてしまうとかなりきついです。
臭いが染みつかないように防水カバーをすることをおすすめします。


また、もし粗相をしてしまったら、消臭スプレーを使いましょう。
スプレー缶をこたつの近くやなかに置き忘れないように注意してください。

猫の体調を崩さないための便利グッズ

人間のこたつの中は、猫にとって決して安全な場所ではないことがわかりました。
ただ、暖かいこたつを求めて中に入ってしまうことが多いです。
猫にとってできるだけ安全で温かい場所を作ってあげましょう。

猫用こたつを準備する

猫は、狭い・暗い・暖かいの3つの条件がそろった場所が好きです。

市販の猫用こたつ

猫用の専用こたつがあります。ペット会社から販売されているので猫にとって安心ですね。

猫用こたつを手作りする


粗相をしたり猫の毛がついてしまうことを考えると手作りをすると安くすみますし、作り変えてあげればいつもきれいに使えますね。
用意するものは、段ボール・毛布やタオル、ふわふわの布・湯たんぽorペットボトル。
段ボールを組み立てて、全体を布で覆い、中にはふわふわの布や湯たんぽをいれて暖かい場所を準備します。

まとめ


当たり前のように猫はこたつの中で過ごすものと思っていましたが、
人間用のこたつは猫にとって危険がいっぱいであることがわかりました。

可愛い猫ちゃんを危険なめに合わせないように飼い主が、安全な環境を準備するように気をつけていきましょう。

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