庭がある限り草むしりは避けることができない労働。
できるだけ楽に回数を少なくできたらいいですよね。そんな悩みを解決してくれるのが除草剤です。
今は色々な除草剤があるので使ってみようと思いますが、いつまけばいいのか?効果は何時から何時まで?雨の時はまいてもいいの?などなどいろいろな疑問が出てきました。
ここでは、除草剤をいつまいたらいいのかまくときの注意点をまとめました。
参考にしてくださいね。
なんでちゃん
目次
除草剤をまくタイミングは4つのポイントをチェック
除草剤をまくタイミングは除草剤にもよりますが、次の4つのポイントをチェックしましょう。
- 草刈りの前
- 草刈りの後
- 季節
- 天気
草刈りの前
草刈り前の雑草が伸びている状態の時に除草剤をまきます。
液体状の除草剤が使われることがほとんどで、雑草に直接かけるので葉っぱや茎が枯れていきます。
草刈りの後
草刈りをした後にまく場合は、土の上にまく粒状の物が多いです。
そのあと水をまくことで、土自体に除草剤の成分を浸透させ土の中の根を枯らしてくれます。
なんでちゃん
季節
草刈りをする最適なタイミングが年に3回あるのでその時期に合わせてまきます。
雑草が伸びてくる夏、枯れ始める秋、すっかり枯れて土になる冬にまくといいです。
その季節に合った除草剤を選ぶことも重要なポイントです。
真夏、真冬は、体力的にもきついので避けましょう。
天気
除草剤は基本的に、晴天・曇り・雨のどんな天気の時でもまいて大丈夫です。
ただ、液体状の除草剤は、風が強い日にまくと思わぬところに飛んでしまって、他の植物に影響が出たり目に入ってしまったりするので避けましょう。
雨の時には、除草剤をまいても効果があるのか心配になりますよね。
では次に、雨の時の除草剤の効果についてまとめました。
なんでちゃん
雨の時の除草剤の効果は?
雨の時といっても、次の3つに分けられます。
- 雨が降りそう
- 雨が降っている
- 雨上がり
雨が降りそうな時
雨が降りそうな時でも使える除草剤を選べば、もし雨が降っても基本的に問題ないです。
雨が降りそうなときは、粒状の除草剤を使うことをおすすめします。
ただ、大雨の予想の時は、粒状の除草剤が流れて他の植物へ影響がでる場合があるのでまくのは避けたほうがいいです。
また、液状の除草剤は乾燥前に雨が降ってしまうと効果が出にくくなるので避けたほうが無難です。
雨が降っている
小雨なら粒状の除草剤でも大丈夫ですが、わざわざ雨が降っている時に除草剤をまいても効果が期待できないので雨が上がってからまくといいですね。
雨上がり
雨が降った後は地面が湿っているので、特に粒状の除草剤は浸透が早くなるので除草効果が出やすくなります。
液状の除草剤は、葉っぱなどについている水滴が蒸発して乾燥してからまくことをおすすめします。地面は濡れていても問題はありません。
なんでちゃん
除草剤をまくタイミングは種類によって違う
除草剤と一口で言っても、いろいろな種類の除草剤があります。
まずは、除草剤の種類は大きく分けて次の2つにわけることができます。
土壌改善型
主に粒状の物が多く、土に浸透して草が生えづらい土に変えてくれる効果があります。
土の中に成分が長くとどまり、新しい根の成長や発芽を防いでくれるので草刈りをした後にまくといいでしょう。
効果が現れるのに時間がかかりますが、効果は持続します。
茎葉処理型
液体状の物が多く、既に生えている雑草の表面から浸透して枯らす効果があります。
液体状の除草剤の場合は、草刈り前や生え始めに使うことをおすすめします。
効果は、土壌改善型と比較すると早いですが、草が枯れてしまうと効力がなくなるのであとから生えてくる雑草に効果はないです。
なんでちゃん
除草剤の効果はいつからいつまで?
では除草剤は、いつから効果があらわれてどのくらいつづくのでしょうか。
液体状の除草剤
既に生えている雑草にまくといい液体の除草剤は、基本的に速効性で2~3日で効果が現れます。
茎葉部分だけど枯らすので、そのあと別の植物を植えることができます。
一度枯れてしまったらその後、除草剤の効果はなくなります。
地面から下の根の部分は枯れていないので、割と早く次の雑草が生えてきます。
液体状の除草剤の場合は、まいた後2~3日くらいたってから草が枯れるまでの間になります。
なんでちゃん
粒状の除草剤
土に浸透さえて新しい雑草をはやさないようにする粒状の除草剤の効果は、約1週間ほどたって出始めます。
草が生えないような土にかえるので1度まくと半年ほど効果があります。
粒状の除草剤は、まいた後、約1週間たってから半年くらい効果があります。
なんでちゃん
除草剤はいつまで残るの?
除草剤をまいた直後は、触ったりしないように気をつける必要があります。
除草剤は、いつまで残るのでしょうか?
基本的に、次の雑草が生えてくるまでは除草剤が残っていると判断しましょう。
ただ、直接触ったり口にしたりしなければ人やペットに害はありません。液体状の除草剤は乾くまでは近くに行かないようにしましょう。
粒状の除草剤は、直後でも特に問題はありません。
なんでちゃん
除草剤の使い方をしっかり守る
除草剤を、ただまいただけでは雑草はなかなかなくなりません。
説明書を読んで使い方・まき方を徹底することが大事です。
除草剤には、液体状の物と粒状の2種類でそれぞれの使い方がちがいます。
液体状の除草剤
既に生えている雑草にかけて枯らして除草します。
そのまま使用できるものや薄めてつかうものなどあるので説明書をちゃんと読んで使ってくださいね。
じょうろなどに入れてまくと均等にまくことができます。
雑草に傷をつけておくと吸収されやすいので効果が出るのが早くなりますが、一般的に2~3日で現れます。
さらに、液体状の除草剤には2種類あります。
接触型
かかった部分だけ枯らすので狭い範囲に向いています。
移行型
かかった部分から成分が根まで浸透するので雑草全体を枯らしてくれるので、広い場所にまく場合に向いています。
粒状タイプの除草剤
粒状のものは「土壌改善型」といって、土自体に雑草を枯らす成分を浸透させて、雑草の根から枯らす成分を吸収する仕組みになっています。
生えている雑草すべてに効果が出るのが特徴で、効果が現れるのが遅く1週間前後かかります。
雑草をはじめ、まいた場所に生えているすべての植物に効果があるので大切に育てている花なども枯れてしまいます。
粒状の除草剤は家庭菜園やガーデニングをしている場所にまくのは避けましょう。
除草剤をまくときの6つの注意点
家庭で使用する除草剤は、正しい使い方をすれば安全ですが、使い方を間違えると大切な花が枯れてしまったり、せっかくまいても効果がでなかったり健康被害が出たりするので使い方を守りましょう。
除草剤をまくときの注意点をまとめました。
当たり前のことばかりですが、結構できていなかったりします。
説明書をよく読む
使い方、薄め方、説明書をよく読むようにします。自己流でやると効果が出ないことがあります。
皮膚につかないようにする
基本的に人やペットに害はないですが、用途目的以外に使うと影響が出ることがあります。
使う時は、マスク・メガネ・手袋などを付けて被害が出ないようにしましょう。
強風の日は避ける
風が強いと除草剤が飛散してしまい、他のところに影響が出てしまうことがあるので風が強い日は避けたほうがいいです。
子供やペットは近づけない
まいている時やまいてすぐは、子供やペットを近づけないようにします。
粒状の物だと食べてしまうこともあるので気を付けましょう。
川や下水に流さない
川や下水に流すと、生態系に悪影響が出てしまいます。
ちゃんとしまって管理します
説明書通りにしまうようにします。間違って飲んでしまったり他の用途に使ってしまうと思わぬ事故につながります。
まとめ
草刈りの手間を少なくするため大変便利な除草剤ですが、目的に合った除草剤を選んで正しい使い方をすることが効果を発揮する大切なポイントです。
少しでも草刈を楽にするために除草剤をまくスケジュールを立ててみてくださいね。
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