乾燥が気になる季節になってきて、加湿器が手放せなくなってきました。
寝ている時も、加湿器をつけっぱなしにしている人も多いのではないでしょうか?
せっかくのどや肌が乾燥しないようにつけっぱなしにしていても、正しい使い方をしないとかえって逆効果になってしまいます。
ここでは、寝ている時に加湿器をつけっぱなしにするための正しい使い方、注意するポイントをまとめました。
参考にしてください。
なんでちゃん
目次
寝る時に加湿器をつけっぱなしにしてはダメな理由
寝る時に喉が乾燥したり、肌を潤すために加湿器をつけっぱなしにしているつもりが実はこんな困ったことが・・・
- カビが発生しやすくなる
- 寝室が結露しやすくなる
- 肌が乾燥しやすくなる
カビが発生しやすくなる
暖房をつけていると喉が乾燥するからと、暖房をきって加湿器だけをつけっぱなしにしていると部屋の湿度が高くなりカビが発生しやすくなります。
寝室は、部屋への出入りが少なく風通しもよくなく、ベッドや布団などの湿気がたまりやすい寝具が置いてあります。
湿気がこもりやすいのでカビが発生しやすいです。
寝室が結露しやすくなる
外気温との差で結露がたまります。
寝室の温度・湿度が高いと、窓やフローリングの床に結露がたまります。
肌が乾燥しやすくなる
肌を保湿するために加湿器をつけっぱなしにしても、水蒸気は肌についても蒸発するので、本来持っているお肌の水分も一緒に蒸発してしまうので
返って乾燥してしまいます。
加湿器を寝る時につけっぱなしにするための使い方と注意点
寝ている時も加湿器をつけぱなしにしておくと、乾燥しない気がして安心ですよね。
ここで、寝る時の加湿器の正しい使い方をお伝えします。
- 寝室に室温と湿度を適切に保つ
- 暖房と併用
- タイマーを使用
- 置く場所
寝室に室温と湿度を適切に保つ
室温が20℃~30℃で、湿度は70%でカビ発生します。
乾燥の時期、湿度40%以下でインフルエンザは流行ります。
ということは、室温20℃前後で、湿度は45~60%が最適です。
しっかり設定するといいですね。
暖房と併用
加湿器は、つけっぱなしにするけど、暖房は乾燥するから切る、っていう人多いのでは?
これだと、室温は下がって湿度だけが上がってしまい、家具や窓に結露がたまり、マットレスなどの寝具がしっとりしてしまいます。
暖房をきったら加湿器も一緒に切るようにしましょう。
タイマーを使用
閉め切った部屋で加湿器をつけたままにすると、適正な湿度を超えてしまう場合もあります。
外気との差が出る時間帯に消えるようにタイマーを設定することをおすすめします。
大体、1~2時間で切れて、朝起きるころに作動するようにしましょう。
加湿器を置く場所
加湿器を置く場所も、重要です。
外気の影響を受けない場所
できるだけ外気の影響を受ける場所は避けて設置しましょう。
窓やドアの近くは、室温が低いので加湿器からの蒸気が冷えて結露となってしまいます。
カーテンが濡れて、カビの原因になります。
床から離れた高い場所
暖かい空気は上、つけたい空気は下に流れるので、加湿器を下に置くと蒸気が冷やされて床に結露が発生しやすくなります。
フローリングに結露がたまり滑りやすくなったり、カーペットが湿ってしまいます。
顔や体から離して設置
加湿器の蒸気は、部屋全体を加湿するものであって顔や体を保湿するものではありません。
返って、肌が乾燥してしまうだけではなく部屋全体の加湿を防いでしまいます。
寝具が濡れて、カビやダニの発生の原因になり、アレルギーや喘息を引き起こ事もあるようです
枕元など体の近くに置かないようにしましょう。
スマホやPCなどの家電から離れた場所
加湿器をつけっぱなしにする時の大事な点
寝ている時だけでなく加湿器をつけっぱなしにする場合次のことに注意しましょう。
- こまめに掃除をする
- 水を補給する
- 毎日水を取り替える
こまめに掃除をする
加湿器を汚れたままにして使用すると、部屋全体に汚れた水蒸気をまき散らしていることになります。カビが生える原因にもなるし、身体への影響もよくないですね。
また、フィルターに汚れがたまっていると、加湿器の効果が落ちる原因にもなるし、加湿器へ負荷も掛かり電気代がかさんでしまいます。
水を補給する
タンクの水を常に補給します。その場合は水道水がおすすめ。塩素が入っているので雑菌が繁殖しにくくなります。
毎日水を取り替える
水道水は塩素が含まれているので殺菌が繁殖しにくいですが、タンクの中に入れたまま放置すると塩素が抜けてしまい、雑菌が繁殖しやすくなります。
タンクの水は毎日取り換えて、タンクの中もきれいに洗いましょう。
おすすめの寝室用加湿器
色々な加湿器がありますが、寝室では次の機能がある加湿器を使えば、つけっぱなしにしても安心です。
- タイマー機能
- 静音機能
- アロマ機能
タイマー機能
加湿器をつけたままにしておくと部屋の中が適正な湿度を超えてしまう可能性があります。
外気との寒暖差が一番ある時間帯に切れるように設定すれば、結露の発生を抑えることができます。
寝ている時間は切れて、朝方起きる時間の前から作動するように設定することをおすすめします。
静音機能
加湿器の音は、睡眠を妨げることがあるのでできるだけ静かな音の物を選ぶことをおすすめします。
特に、赤ちゃんがいる家庭でも静音機能がついている物を選びましょう。
アロマ機能
アロマ機能がある加湿器を使用することで、加湿だけではなく香りを楽しみリラックスすることができ、睡眠の質を高めることが期待できます。
気分によってアロマの種類を変えることが可能なものをおすすめします。
なんでちゃん
加湿器をつけっぱなしにしない時の対処法
タイマーで加湿器が切れてしまっている間も乾燥が気になる人は、次のことをおすすめします。
マスクをつけて寝る
朝起きると喉がガラガラしている時ってありますよね。
マスクをして寝ると、鼻やのど、気管の乾燥を防いでくれます。自分の息の湿気で粘膜が乾燥しにくくなります。
マスクの中だけなので、部屋の中が湿気でカビが発生することもないです。
濡れたタオルを干す
濡れたタオルを干したりスペースがあれば洗濯ものを部屋干しするのも加湿器をつけない時にはおすすめです。
洗濯物は乾燥して部屋は保湿されるので一石二鳥ですよ。
費用も掛からずお手軽です。ただ。窓の近くに干すのは窓の結露やカーテンの湿気でカビの発生の鯨飲になるので、窓やカーテンから離れたところに干しましょう。
観葉植物を置く
観葉植物には、空気を浄化させたり根っこから吸い上げた水分を葉っぱから蒸散させる働きがあります。
加湿しすぎることがないので、結露やカビの心配がないのがいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
寝る時に加湿器をつけっぱなしにするかどうかは、部屋の位置や広さ、誰が寝るかでもだいぶ違います。
部屋の湿度は、40%~60%が最適なので、つけっぱなしにして最適な湿度を超えてしまうようなら消すようにしましょう。
加湿しすぎることで、カビの発生や結露になってしまわないように、加湿器以外でも上手に湿度をコントロールするようにしましょう。
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