ペットを飼うときに1番といって言っていいくらい大事なのは「トイレのしつけ」
多くの人が室内で飼っているので、ちゃんとトイレトレーニングをしておかないとあちらこちらでしてしまったら大変なことになってしまいます。
特に、ゴールデンレトリバー犬などの大型犬なのは大も小も大量。
ここでは、犬のトイレのしつけの方法「トイレトレーニング」についてまとめています。
参考にしてくださいね。
なんでちゃん
目次
犬のトイレトレーニングの開始時期はいつ頃で期間はどのくらい?
トイレトレーニングは、いつから始めてどのくらいの期間レーニングすればトイレが上手にできるようになるのでしょうか?
トイレトレーニングはいつから始めるの?
トイレは、自然現象。家に来たその時から始めるようにしましょう。
子犬・成犬に関係なくすぐ始めます。
トイレトレーニングの期間は?
性格もそれぞれ違うので個人差(個犬差?)もありますが、大体2~3週間でトイレを上手にできるようになります。
子犬の時は、トイレの回数が多く教える回数も多いので早く覚えますが、成犬になると回数が減るので教える回数も減り、覚えるのにちょっと時間がかかることが多いようです。
我が家飼っているゴールデンレトリバーは、飼い主と一緒に何かをすることが好きで、好奇心が旺盛。
主従関係も確立しやすい犬種なので、慌てないで一緒に楽しみながらトレーニングをするようにしました。
失敗しても怒らないことが、成功させるコツの一つです。
おしっこ始めたらいつも同じ声掛けをする方法もありますよ。
なんでちゃん
犬のトイレトレーニングで注意すること
犬のトイレトレーニングでは、次のことに注意することが大事です。
なんでちゃん
トイレの場所
室内で飼うか?外で飼うかでも大きく違います。
外で飼う場合は、庭で自由にできますが、室内で飼っていて、お散歩の時などにトイレをする習慣になっていると、災害の時、悪天候の時、年をとったり、病気で歩くのが難しくなった時に困ります。
ゴールデンレトリバーなどの大型犬は、子犬でも3㎏位で成犬になると25㎏~30kg位が平均体重です。
抱っこするのもかなり力が必要になるので、できれば室内にトイレを準備するのがいいですね。
また、犬は、人が好きで好奇心旺盛なので気が散りやすい部分があります。
トイレの場所は、人がいない静かなで集中しやすい場所がいいでしょう。
隅っこや壁際がおすすめです。
寝床とトイレはしっかり分けてあげましょう。
大型犬を室内で飼う場合は、それなりの広さが必要になることを覚えておきましょう。
トイレの大きさ
大型犬の場合、おしっこもうんちも結構な量があります。おしっこは、勢いがあるので周りを汚すことも多いです。
トイレ用のトレイは、体の大きさより一回りから二回り大きなものを用意するようにしましょう。
トイレに行きたくなるとくるくる回り始めたり、トレイの上にいるのにはみ出してしまうことがよくあります。
トレイの下に、新聞紙などを敷いておくと周りの汚れを防げます。
中に引くシートも大判で厚みのあるものがいいです。ただ、子犬の時は量も少なく回数が大きので、トレイは大きいものを選び中に敷くシートを小さめの物を合わせて使い汚れた部分だけを取り換えるようにすると経済的です。
また、室内にトイレを置くと匂いがするので消臭・除菌にも気を付けましょう。
子犬と成犬の違い
子犬のおしっこの回数は1日10回以上、うんちは5回以上で量も少ないです。
常に、トレイを清潔にしてあげることが大事なのでこまめにシートを取り換えてあげましょう。
成長するとともに回数は減ってきますが、今度は量が多くなります。臭いもきつくなってくるので、すぐに処理することを心がけて下さい。
オスとメスの違い
オスは、足をあげておしっこをするので周りに飛び散ってしまいます。また、オスは「マーキング」をすることがおおいのでトイレ以外にしないよう気を付けましょう。
メスは、しゃがんでおしっこをしますが成犬になるとおしっこの量が多くなるのでやはり周りに飛び散ることがあります。
犬のトイレトレーニングの方法
犬のトイレトレーニングはどうやればいいのでしょうか?
トイレの環境を整える
まず、トイレの環境を整えてあげるのには、場所と大きさが大事です。
犬は、寝る場所を清潔にしようとする習性があるので、トイレとは別に寝る場所を準備します。
寝る場所とトイレを区別させることが、トイレを覚えるために大切なポイントです。
トイレのサインとタイミング
行動をしっかり観ているとトイレのタイミングがわかってきます。
- 床の臭いを嗅ぎ始める
- くるくる回る
- 寝起き
- 食後
- 水を飲んだ後
- 遊んだり運動の後 など
なんでちゃん
犬のトイレトレーニングが成功するポイント
トイレトレーニングを成功させるコツ
- 成功させること
- 失敗させないこと
なんでちゃん
トイレシートの上(決められた場所)でする
飼い主が、トイレのしぐさを見落とさず決まった場所でトイレを済ませるように誘導してあげることがとっても大事です。
それを、習慣化することで失敗しなくなります。
成功したらほめる
うまくいったらとにかくほめる。犬は、ほめられるのが大好きです。大げさなくらいしっかりとほめてあげましょう。
そして、覚えるまで、成功したらご褒美をあげるようにしましょう。
決められた場所でトイレをすると「褒められる」「いいことがある」とわかると、「褒めてほしい」「いいことがあるかも」と思って、自分でトイレに行くようになるでしょう。
犬がトイレを失敗する理由
なかなかトイレがうまくいかないのには失敗する理由があります。それを理解して改善すればトイレがうまくいくようになります。
犬の習性
もともと犬は、「トイレでする」という考えはなく好きなところにするのが自然です。
マーキングは、自分のテリトリーを印象付ける行為なので「トイレで用をすます」ことを覚えないと家の中のあちこちでおしっこやうんちをしてしまいます。
犬はきれいな寝床で寝る、寝る場所と離れたところでおしっこやうんちをするという習性があるので、寝る場所とトイレの場所をしっかり区別して設置することが大事です。
トイレに問題がある
犬は、人と遊ぶのが大好きで好奇心が旺盛なので人の声がする場所や落ち着かない場所にあるトイレだと、気が散って失敗してしまします。静かで落ち着いた場所に設置してあげましょう。
また、汚かったり、狭かったりするトイレを嫌がります。こまめにシートを取り換えて、体より大きめのトイレを準備してあげましょう。
大型犬の場合、体が大きい分、力も強いのでトイレの上で動くとトレイやシートがずれてしまうことがあるので、固定してあげることもポイントです。
食糞をする
文字通り、自分の糞を食べてしまう行為です。
なんでちゃん
うんちをしたら、すぐに片づけてうんちを食べてしまう機会を作らないようにしましょう。
食糞の原因
【寄生虫】体内に寄生虫がいると必要な栄養がとれないため食糞をすることがあります。病院で便検査をしてもらいましょう。
【消化不良】胃腸の調子が悪いと十分の消化ができず、うんちに食べ物の臭いが残っていたり未消化の物があると食糞をすることがあります。
消化しやすいフードに変えたり、腸内環境を整えるサプリメントを利用するのもおすすめです。
【かまってほしい】うんちを食べる行為を見ると飼い主はびっくりして騒いでしまいますよね。
そうすると犬は、「飼い主の気が引けた、喜んでいる!!」と勘違いしてしまいます。
食糞の場面を見ても騒がないようにして、食糞をしないよううんちをしたらすぐにかたずけるようにしましょう。
【退屈】犬は、とにかく甘えん坊。人が大好きでかまってほしく、留守番や一人(一匹)でいることが苦手です。
退屈しのぎや寂しさのストレスからうんちを食べてしまうことがあります。
まとめ
犬のトイレトレーニングは、飼い始めたその日から根気よくやることが大事です。
子供のおむつ外しと同じで、できたら褒める、失敗しても怒らないことがとっても大事です。
トイレトレーニングをする期間は、犬の性格を理解してしっかりと向き合ってあげると、トイレをしっかり覚えます。
小型犬、大型犬に関係なくペットのトイレトレーニングは飼い主が根気よく対応するようにしましょう。最初が肝心です。
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