かわいい愛犬が、「トイレで寝てしまうので困るわ」という声をよく聞きます。
寝る場所をちゃんと準備してあるのにどうしてわざわざトイレで寝たりするのでしょうか?
トイレで寝てしまう原因とちゃんとベットで寝るのにどうしたらいいかを紹介しています。
なんでちゃん
目次
どうして犬はトイレで寝るのでしょうか?
それは、犬が寝床にしたい条件がそろっているからです。トイレのどんなところが寝心地がいいのでしょう。
なんでちゃん
寝床とトイレの区別がついていない
犬はもともと外で生活していた動物なので身を守るために穴を掘り、出産や子育て、睡眠をとる場所をつくっていました。
自分で安全な場所を作っていたので、安全な場所で心地よければどこでもいいのです。
トイレと寝床が近くてにおいが一緒の場合は、犬にとって寝床とトイレの区別がはっきりしていないということが考えられます。
自分のにおいがして落ち着く
犬はもともと、おしっこのにおいを付けることで自分の縄張りを作ったり、悪臭を体につけて外敵から身を守るという習性があります。
排泄した後のトイレシートをそのままにしておくと、自分の匂いがする落ち着く場所としてトイレを寝床として選んでしまう可能性があります。
ポチ
トイレトレーの大きさがいい
自分の体に合った大きさが、安心する場所になります。
室内に置いてあるトイレの大きさ、素材、形やサイズが寝るのにあっている、囲われているトレーなど安心する条件がそろっているとトイレで寝ることが多くなります。
トイレシートの感触がいい
トイレシートに使用されている吸水ジェルは、足の裏の感触が柔らかく断熱効果があるため、暑いときは涼しく寒いときは暖かく感じるので居心地がいい場所になってしまいます。
ポチ
トイレの場所が落ち着く
犬は、安心する場所で寝る習性があります。
自分の体に合っていて、自分のにおいがするという条件以外に、静か、暗い、人の気配がしないという落ち着いた場所を好みます。
トイレは、排せつする場所なので室内のこのような条件の場所に設置するとトイレで寝ることになってしまいます。
寝床・ベットの寝心地が悪い
犬は、きれい好きです。寝床が汚れていたり、寝床と食事をする場所が近いとトイレのほうがきれいだと感じてしまいます。
寝床のある場所が、落ち着かない、うるさい、体に合っていない、寒い、暑い、感触がイヤ、などの理由で居心地が悪いと感じているかもしれません。また、仔犬の場合は、寝ている場所から飼い主がよく見えないと安心できないため寝心地が悪いと感じてしまいます。
飼い主がかまってくれる
人はトイレは寝るものではないと思っていますから、トイレで寝ている犬を見つけると、「やめて~」と思って声をかけたりどかしたりしますよね。
犬は、その行動を「かまってくれている。」「遊んでくれている!!」って勘違いしてしまいます。
そのため、さみしい、つまらない、かまってほしい時に、トイレで寝てしまうのですね。
ポチ
犬がトイレで寝ないほうがいい理由
犬がトイレで寝ないほうがいいのはどうしてでしょうか?
衛生面で問題があるから
室内で飼うことが多くなってきているので、人間と生活環境を一緒にすることになります。
トイレのにおいや排せつ物がついたままだと室内を汚してしまい、人間にとっても決していい環境とは言えません。。
人間と一緒に生活するためにもトイレと寝床をしっかり区別してあげることが大切です。
寝床とトイレを区別するため
寝る場所とトイレを区別してあげることで、犬のストレスを軽減してあげることができます。
決まった場所で、落ち着いて寝ることは犬の健康にもいいことです。
犬が寝床で寝るにはどうしたらいいのでしょうか?
犬が、トイレではなくベットで寝るには犬の習性を理解して寝床を設置してあげるといいようです。
ポチ
寝床の大きさを考える
犬は、身の安全を守るために自分の体がはいる穴を掘って寝床にしていました。
大きくもなく狭くもない囲いのある寝床を用意してあげると安心して寝ることができます。
寝る所を好みの場所にする
犬が好む寝る場所は、静か・明るすぎない・人が歩き回らない場所を好みます。子犬の場合は、飼い主の姿が見える場所が安心するようです。
寝床の中に好きなにおいの物を置く
犬は、自分のにおいや気に入ったにおいのするところに居心地の良さ、安心感を持ちます。
飼い主のにおいのするタオルや衣類を寝床においてあげるといいですね。
その時、犬は遊んで噛んでしまうのでボロボロになってもいいものにしてあげましょう。
寝床の感触を好みのものにする
犬は、足の裏の感触の良いものやわらかいものを好みます。また、
夏は涼しくなり、冬は暖かくなる素材の物を置いてあげるといいですね。また、囲いのあるものは安心感があるようです。
犬のトイレや寝床の環境を整えるのにお勧めなグッズ
小型犬から大型犬まで便利なものがいろいろあります。
使ってよかったものをいくつか紹介しますね。
なんでちゃん
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まとめ
飼い主が、愛犬がトイレで寝るのを困った~と思っても、犬にはトイレと寝床の区別ができないことが分かりました。
安心できる落ち着いた好みの寝る場所を作ってあげると、その場所を「寝床・ベット」と理解できトイレで寝ることが減ってくるでしょう。
完全に区別できるには、すこし時間がかかるかもしれませんが、覚えるまで飼い主が何回も教えてあげるようにしましょう。
そして、ちゃんと寝床で寝られたらしっかりほめてあげることが大切です。
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