毎年、「土用の丑の日にはうなぎをたべよう!!」って言うけど、そもそも土用の丑の日ってなんあんでしょう?なんで、土用の丑の日にうなぎを食べるの?
土用の丑の日はいつなの?決め方は?
そんな疑問になんでちゃんが答えます!日本人はうなぎだいすき!!
スッキリして 土用の丑の日にうなぎを食べちゃいましょう!!
目次
土用の丑の日ってなに?
土用の丑の日の意味って?
土用とは、四季ごとにあり、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の期間のことをいいます。
「五行思想」と言ってすべてのものは、木・火・土・金・水からできていると言われ、春=木・夏=火・秋=金・冬=水 、そして、季節の変わり目に土が割り当てられ、この期間を「土用」と言うそうです。
土用の丑の日はいつ?どうやって決めるの?
土用の丑の日はいつ?
土用の期間は、春夏秋冬の季節の変わり目ということなので
立春(2月4日頃)
立夏(5月6日頃)
立秋(8月7日頃)
立冬(11月7日頃)
の直前の、約18日間になります。
この期間に巡ってくる「丑の日」を「土用の丑の日」といいます。
丑の日はいつ?
昔の暦では、日にちを数えるのを「十二支」で数えていました。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥で、必ず春夏秋冬の土用の期間にに一度ずつ丑の日がありますが、年によっては2度あることもあります。
土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜ
うなぎは栄養が摂れる
7〜8世紀に編集された「万葉集」で
石麻呂に吾れもの申す夏痩せによしといふものぞむなぎとり召せ
大伴家持
と、詠んだ歌があります。
夏痩せには「むなぎ(うなぎ)」がいいよという歌で、昔から体調を崩しやすい夏にはうなぎを食べて栄養を撮ろう!!と言う考えがあったのですね。
土用の丑の日にうなぎを食べるというのは、夏に限ったことではなく本来は季節の変わり目の体調を崩しやすいときに食べると栄養が摂れていいですよ、ってことなんですね。
うなぎの成分
うなぎには、ビタミンAやビタミンB群など疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。
小さい頃読んだ「ごんぎつね」という昔話で病気のおばあさんのためにうなぎを捕まえて届けてあげていました。
夏にうなぎの売上が落ちたから?
江戸時代に、「夏にうなぎの売上が落ちる」と相談された平賀源内という蘭学者が、
「本日丑の日」
土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし
という看板を店先にたてたら大繁盛したと言う説もあります。
今でも、「土用の丑の日」が近づくと、うなぎの宣伝が多くなってきますよね。
まとめ
・季節の変わり目の期間を「土用」という
・うなぎは、疲労回復に良いとされている
丑の日になったのは、江戸時代に売上を上げるために看板を出した日が丑の日だったからのようです。
いつの時代にも商売繁盛のために色々工夫をするのは変わらないようですね。
ちなみに
【2019年 土用の丑の日】
1月28日、4月22日、5月4日、7月27日、10月31日
【2020年 土用の丑の日】
1月23日、4月16日、4月28日、7月21日、8月2日、10月25日、11月26日
なんか、うなぎが食べたくなってきました、お腹空いた〜。
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